政府の随意契約で売り渡された備蓄米の販売が、6月19日から仙台市内のイオンの店舗で始まりました。
宮城野区の「イオン仙台幸町店」では、開店前から約360人が長い列を作りました。販売が始まったのは、2022年産の「古古米」5キロ税込み2138円で、2600袋が用意されました。
価格高騰が続くコメ。19日は1人1袋限定で販売され、待ちわびた人たちが次々と備蓄米を買い求めていました。
購入した人
「なかなか流通しなかったので、流通してありがたい」
「物価高だから、とりあえずは普通においしい」
「弁当を持っていく人や家族が多く、コメを結構使うので助かります」
イオン東北 酒井恒彰宮城事業部長
「お米をできるだけ安価に手に入れたい、お客さまの要望に応えることができうれしい」
イオンでは2022年産の古古米を2万トン購入していて、精米などの準備が整い次第、県内のほかの店舗でも順次販売する予定です。