地中から見つかる戦没者の遺骨や遺留品を通して平和について考える特別授業が那覇高校で開かれました。
那覇高校の全校生徒1200人に講話したのは、沖縄県内で20年以上にわたって遺骨収集を続ける浜田哲二さんと律子さん夫婦です。
那覇高校の前身・県立第二中学校から沖縄戦に学徒動員された男性が「まさに地獄の底を這いずり回るような戦場だった」と2人に語ったことや、遺骨収集の現場から掘り出された遺留品を並べ、見つけた時の状況を説明しました。
遺骨収集ボランティア 浜田哲二さん:
こういうものを実際に見て手に取って時には掘り出してみて遺族に会ってみて戦争ってどういうことだったんだろうかとぜひ考えてほしい
講話を聞いた生徒は:
すごいつぶれていたり、穴が開いていたりしたので、遺留品を見て沖縄戦がどれだけ酷かったものか想像することができました
講話を聞いた生徒は:
今月23日に二中健児の慰霊祭があるので、そこにも参加するのでそこで遺族の方々と戦争についてお話しをしたいと思いました
生徒たちは遺留品や遺骨収集を通して80年前の戦場を想像し平和について考えていました。