鹿児島県教育委員会は18日、横領や酒気帯び運転、詐欺などで3人の教職員を停職処分としたことを発表しました。

停職6カ月の懲戒処分を受けたのは大島地区の県立学校の31歳の女性養護教師です。県教委によりますと女性教師は2023年9月から2025年1月までに、保健室の周辺に張られていた啓発ポスターや、学校に送付された冊子など計29点をフリーマーケットサイトに出品し、少なくとも8391円の利益を得たということです。

出品されたものはいずれも廃棄予定だったものの、これらの行為は横領や窃盗にあたります。

女性教師は売却で得た金額を学校側に弁済済みで、「捨てるものだから売っても構わないと思っていた。深く反省している」と話しているということです。

このほか、鹿児島地区の中学校の24歳の男性教師は、自損事故を起こして酒気帯び運転で摘発され停職6カ月、大隅地区の県立学校の24歳の男性実習助手は開封済みの商品を未開封に見せかけるなどリサイクルショップに対する詐欺行為で停職3カ月の処分です。

教職員の懲戒処分は今年度4件目です。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。