18日も列島各地で気温が上昇。全国71地点で猛暑日を記録し、2日連続で2025年最多を更新しました。

最高気温が36度に達し、2025年初の猛暑日となった福島市。
小学校は18日がプール開き。子供たちは水しぶきを上げながら待ちに待った初泳ぎを楽しみました。

愛知・名古屋市でも午後2時49分に2025年一番の暑さとなる最高気温36.8度を観測。
猛暑日となりました。

道行く人は、日傘や水分補給などで暑さ対策。
鳥も木陰に入ったり噴水の水しぶきを浴びたりしながら羽を休めていました。

ベビーカーの赤ちゃんはファンから風が出るマットでしっかり暑さ対策です。

18日、全国で最も暑かったのは岐阜・多治見市。最高気温37.6度を観測しました。

それに続く37.5度で全国2位の暑さとなったのは岐阜・美濃市。
あまりの暑さで、歩く人の姿はほとんど見られません。

一方、最高気温32.9度を観測した宮崎市では、少々珍しい光景が見られました。

登校中の子供たちが手にしていたのは、雨傘ではなく、熱中症対策として日傘をさして学校へ。効果はばっちりのようです。

最高気温36.5度の京都市でも多くの人が日傘をさして移動。
子供もこまめな水分補給で暑さ対策です。

東京都心の気温もぐんぐん上昇。
最高気温は34.4度に達し、史上最速の猛暑日に迫る暑さとなりました。

渋谷駅前では強い日差しが照りつける中、日傘の他、手持ちの小型扇風機で暑さをしのぐ人の姿が見られました。

生活雑貨店では、ひんやりグッズコーナーが盛況。
2025年のグッズのトレンドは“プラス機能”なんだとか。

渋谷ロフト 広報室渋谷プレスルーム プレスマネージャー・横川鼓弓さん:
こちらのスマホに着けるタイプのハンディファンです。マグネットでカチッとくっつくんですけど、スマホ操作するときに風を浴びながらスマホを操作できるので、大変便利な商品になっております。

スマホに装着できるため、片手持ちで済む優れものです。
他にも、ちょっとしたメイク直しにうれしいコンパクトミラーとライトがプラスされた扇風機や手のひらサイズのものも。

一方で男性の利用者も増えた日傘は大きめのサイズが人気だといいますが、うれしいのは、その軽さです。

渋谷ロフト 広報室渋谷プレスルーム プレスマネージャー・横川鼓弓さん:
とても軽量なので、バッグに入れても邪魔にならないような重さになっています。

最も軽いというものを量ってみました。

渋谷ロフト 広報室渋谷プレスルーム プレスマネージャー・横川鼓弓さん:
ほんとに軽い。100グラムいかないくらいのものです。

都心の暑さはしばらく続く見込みで、暑さ対策グッズの有効活用が求められています。

この危険な暑さの影響で熱中症を訴える人も急増しています。

東京都内では18日、57人が熱中症により救急搬送され、17日の搬送者数を上回り、2025年最多を更新。
このうち、90代の男性1人が重症です。

また、東京・小金井市では住宅火災の消火活動に当たっていた消防隊員など4人が熱中症の症状を訴えているということです。

引き続き熱中症への厳重な警戒が必要です。