笠岡地区消防組合は、庁舎内のテレビや公用車に搭載されたテレビ放送を受信できるカーナビの一部についてNHKと放送受信契約を結んでいなかったと発表しました。未払いの受信料は約230万円とみられています。
笠岡地区消防組合によりますと、2025年4月からテレビ放送を受信できるすべての機器の契約状況を調査した結果、管内の施設のテレビ12台と公用車に搭載されたテレビ放送を受信できるカーナビ19台がNHKと受信契約を結んでいませんでした。
未契約の期間は、テレビが最長約17年、カーナビが最長約12年で、未払いの受信料は約230万円に上るとみられています。テレビについて受信機の設置場所ごとに契約が必要なことや受信機能があるカーナビに契約が必要との認識が不足していたことが原因としています。
組合は、今後NHKと協議し受信料の支払いなど必要な手続きを進めるとともに、車両整備の際テレビ放送の受信が必要かどうかを精査していくとしています。