G7=主要7カ国首脳会議に出席したウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ大統領に対して和平交渉への積極的な関与を促しました。
ゼレンスキー大統領は17日、カナダで開かれたG7=主要7カ国首脳会議で「ロシアは和平案をすべて拒否しており、外交は危機的状況に陥っている」と訴えました。
そのうえで「停戦と外交の再開、即時の会談と交渉を提案したのはトランプ大統領だった」と指摘し、ロシアのプーチン大統領に戦争終結を促すようトランプ氏に対して影響力の行使を求めました。
また、国際社会に対しては「あらゆる手段でロシアへの圧力を強めるべきだ」と述べ、制裁の強化を訴えました。