「もったいない」の気持ちから生まれた商品がふるさと納税の返礼品になりました。
17日、塩田知事の元を訪れたのは、食を通して様々なボランティア活動を行っている伊佐市出身の料理人、冨重正宣さんです。
冨重さんは、ミニトマトの生産量が県内の約8割を占める出水地区で、大きさの問題や傷があって出荷できないミニトマトが廃棄されていることを知り、そのミニトマトを使ったソースを約3年前に開発しました。
そして、2年前には「金山ねぎアヒージョオイル」を、規格外の青い部分を使って作りました。
「もったいない」の気持ちから生まれた商品を試食した塩田知事は。
塩田知事
「香りもよくて、おいしいオイルになっている」
この2つの商品は出水市と伊佐市のふるさと納税の返礼品になっていて、フードロスの削減はもちろん、2つの町のPRにも一役買いそうです。
MASA’S KITCHEN主宰・冨重正宣さん
「ふるさと納税の本来の趣旨は故郷への恩返しなので、(商品が返礼品になって)少しでも恩返しになったかな。もっともっと(食品の)廃棄ゼロを目指していきたい」