鹿児島県南種子町と中種子町が設置する公立種子島病院の運営が、2025年10月から医療法人徳洲会に委託されることが分かりました。

南種子町にある公立種子島病院は、内科や外科、小児科など9つの診療科がありますが、2024年10月に前の院長が亡くなり、現在は常勤医が1人いるのみで、入院を制限するとともに救急も休止しています。

そこで2024年12月、南種子町の小園裕康町長と中種子町の田渕川寿広町長が連名で、離島医療に実績がある徳洲会に要望書を提出、徳洲会から前向きな回答があったことから、2025年6月10日、公立種子島病院の病院組合議会で指定管理者に医療法人徳洲会を選定し、2025年10月から病院の運営を委託することが決まったということです。

南種子町・小園裕康町長
「しっかりとした離島・へき地医療を考えてもらえる徳洲会で(運営を)やってもらえれば、今後、安定的に運営ができていくのではないか」

鹿児島テレビ
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