南九州市川辺町の大久保自治会 東篤さんから、先日、「今年3月までに100本を超える桜を植樹しました。6月15日(日)に記念碑の除幕式を行います。よろしければ遊びにおいでください」とメッセージが届きました。カメラをもって行ってきました。
雨が降ったりやんだりする中、記念碑前のテントには、多くの人が集まっていました。
大久保自治会・東篤さん
「桜はずっと残る。私たちの子ども、孫、ひ孫たちがここに来て、我々を、ふるさとを懐かしんでくれれば」
人口減少や高齢化で過疎化が進む南九州市川辺町の大久保自治会。
満開の桜でふるさとを元気にしようと、2012年に5本の桜から植樹を始めました。
これまでに地元の出身者など県内外から100人以上が寄贈し、100本を超える桜が、集落を取り囲むように植えられています。
東さん
「(メインイベントの除幕は)1秒で終わります。引けば終わりです」
「それでは除幕です。どうぞ~」
記念碑には、寄贈者一人一人の名前が刻まれています。
桜を寄贈した・井上順子さん
「大久保を思う気持ちがたくさん重なって、まだ多くなっていくと思う」
桜を寄贈した・小城美穂さん
「結婚30周年という節目がきたので、めおと桜というか・・・寄贈したいと思って」
桜を寄贈した・迫光明さん
「せっかく植えた桜。ちゃんと自分の目で見ることができるまで元気で過ごせますように」
全員
「万歳~!」
ふるさと大久保への思い、そして桜が結んだご縁が、この日、ひとつの形になりました。
東さん
「春に満開の桜を見に来てもらって、みなさんに喜んでもらえたら嬉しい」