顧客から理不尽な要求などを受ける「カスタマーハラスメント」について長野県が行った調査で、公務員の7割が「受けたことがある」と回答していたことがわかりました。
調査は、カスハラの実態を把握するため県が初めて実施しました。
2025年2月から3月に市町村の職員や民間の労働者3040人を対象にウェブでアンケートを行い、894人から回答がありました。
カスハラを「受けたことがある」と答えたのは36.2%、「受けたことはない」53.4%でした。
業種別では、「公務員」が69.2%と最も多く、「学術研究・専門・技術サービス業」、「医療・福祉」が続きました。
具体的には「威圧的な言動」が75.3%、「対面又は電話での精神的攻撃」が62%などでした。