中谷防衛相は17日の記者会見で、無人機の活用を含めた将来の戦い方などを検討するチームを新設したことを明らかにした。
検討チームは防衛省の背広組と自衛官が一体となった30人体制で、4月に発足した。
無人機をめぐっては、ウクライナでの戦闘で使用されているほか、日本周辺では中国の無人機の活動が活発化するなど、厳しい安全保障環境の中で、より一層、無人機やAIを活用する重要性が高まっている。検討チームは、こうした無人機やAIなどの活用を含めた戦い方を検討する。
また、今後、自衛隊と米軍の指揮・統制の連携など日米関係上の課題や、防衛産業に関する戦略と防衛装備移転の推進も検討される予定。
