小泉農水相は、コメの出来具合を示す「作況指数」の公表を廃止する方針を明らかにしました。
小泉農水相:
毎年のお米の出来・不出来を示す指標として、約70年前から毎年秋に実施してきた米の作況指数の公表を廃止することにいたしました。
また、小泉農水相は、収穫量の調査で使用しているふるい目について、これまで「1.7mm」としていた幅を、生産現場で広く利用されている「1.8mm~1.9mm」に変更することを明らかにしました。
コメの収穫量などに関する農林水産省の統計をめぐっては、15日に小泉農水相が意見交換したコメの生産者らからも「実態に合っていない」との指摘が出ていました。
大規模生産者が使用している「コンバイン」による収穫量の把握などにも新たに取り組む方針で、小泉農水相は「生産者の収穫量のデータを主体とした調査手法を検討する」としています。