メジャーリーグ機構が大谷翔平選手など日本人メジャーリーガーの活躍を称えようと制作したマンホールカバーが、6月16日に岩手県内3カ所に設置されました。
スマートフォンをかざすと動画を楽しむことができ、訪れるファンの増加が期待されています。
JR水沢江刺駅では16日朝、全国1カ所目として奥州市出身でドジャースの大谷翔平選手をデザインしたマンホールカバーがお披露目されました。
マンホールには投打二刀流の大谷選手が描かれていて、その周りには高校時代「目標達成シート」に書いたとされる「人間性」などの言葉が散りばめられています。
このマンホールカバーはメジャーリーグ機構が日本人選手の活躍を称えようと制作したもので、6月29日までに各選手の出身地などに設置されます。
カバーにはAR=拡張現実の技術が活用されていて、スマートフォンをかざすとここでしか見られない動画を楽しむことができます。
奥州市 倉成淳市長
「奥州市からお披露目が始まったというのは光栄に思っている。鋳物の街で鋳物のマンホールで描かれるというのがうれしい」
訪れたファンは「設置をするのは聞いていたので、朝から市役所などぐるぐる回ってここにたどり着いて見られた。(大谷選手は)地元のヒーロー」と話していました。