政府の随意契約で売り渡された備蓄米について、16日から販売を始めた佐賀市の大型商業施設には、朝から多くの客が詰めかけました。

16日に備蓄米の販売を始めたのは、佐賀市大和町の「イオン佐賀大和店」です。
全国に店を展開するイオンは、約2万トンの備蓄米を調達し順次販売を始めていますが、県内の店舗での販売は初めてということです。
特設スペースに積まれた1400袋の備蓄米は5キロ・税込2138円で、1家族1個のみという制限を設けて販売され、開店前の早朝から並んだ約170人が、店員から順番にひとつずつコメを受け取っていました。

【購入した女性】
「8時半に来ました、同じくらいの金額でいつも買えたら嬉しいです」
【購入した男性】
「子どもが2人いるんでコメの消費は結構多いんで困ってますね、買いやすいように低い値段で買えたらいいなって思います」

【イオン九州佐賀東営業部 大坪丈二部長】
「安定した価格でお米を提供していきたいというのがまず第一、(今後は)お客様に選択できるような形で品揃えしていければ」

イオンによりますと、県内での次の販売日や店舗などは未定ということです。

サガテレビ
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