竹富町議会は、島を訪れた人から1人あたり1000円を徴収するとした「訪問税」に関する条例案を6月13日に可決しました。
竹富町議会の最終本会議で賛成多数で可決された「訪問税」に関する条例案は、観光客の訪問で増加するゴミ処理やインフラ整備のための財源確保の狙いがあります。
それによると、一人当たりの徴収額は1000円で、1年分として一括で納付する「年払い制度」で5000円を納めた場合は、繰り返しの訪問でも税額は増えません。
訪問税の対象となるのは、西表島や竹富島など町が抱える9つの島に船舶や航空機で訪れる人で、町民や町への通勤者、修学旅行の生徒や未就学児などは免除されます。
竹富町では2026年度中の徴収開始を目指しています。