岩手県を含む東北北部の梅雨入りが発表された6月14日、初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」が行われました。
チャグチャグ馬コは江戸時代から続く伝統行事で、田植え作業を手伝った馬に感謝し、無病息災と五穀豊穣を祈ったことが始まりとされています。
14日は装束をまとった64頭の馬コが参加し、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までの約14キロの道のりを練り歩きました。
こうした中、14日、仙台管区気象台は、岩手県を含む東北北部が梅雨入りしたとみられると発表しました。
2024年より9日早く、平年より1日早い梅雨入りです。
それでも行進中は天気が崩れることはなく、沿道には大勢のカメラマンや観光客がかけつけ、きらびやかな馬コの行列に魅了されていました。
観光客
「歩いているところ格好よかった」
「チリンチリンって鳴っていた」
「初めて見て、すばらしい馬の飾り方を見て感動しました」
馬コたちは軽やかな鈴の音を鳴らしながら、観客に初夏の訪れを感じさせていました。