岩手県大船渡市の山林火災で、網などの保管倉庫が全焼した綾里漁協の定置網漁は、6月14日再開し水揚げに向け、網が仕掛けられました。
綾里漁協では、2月26日に発生した山林火災で定置網漁の網4セットが焼失し、例年5月から始まる漁ができないでいました。
こうした中、釜石市の水産会社などが網を貸してくれることになり、今シーズンの漁にこぎつけました。
14日朝は、網をしかけるため乗組員27人が5隻の定置網漁船に乗り込み、大漁を願いながら、2カ所の漁場に向かいました。
千田芳孝大謀
「この日をたいへん待っていた。あとは安全に仕事をして魚を取るだけ」
初水揚げは、16日朝になるということです。