随意契約で売り渡された政府の備蓄米について、ドラッグストアチェーンを展開する「コスモス薬品」が12日、県内の店舗での販売を始めました。

福山市の「ドラッグストアコスモス春日町店」では、開店前に40袋が並べられました。
「コスモス薬品」によりますと仕入れた2万トンのうちこれまで九州や関東ですでに販売を開始、きょうから一部地域を除く中四国全県の店でも売り出されます。
広島県内では55店舗に2280袋を準備しているということです。
午前10時の開店とともに店を訪れた客は備蓄米が売られていることに驚きながら購入していました。

【備蓄米を買った来店客】
「これを狙って毎日開店に合わせて来ていたんです。きょう5日目です。とてもうれしいです」

【コスモス薬品店舗運営部・工藤隆雄さん】
「思ったよりお客さま待ってましたというお声が多かったので入荷してうれしく思います」

この店舗に入荷した備蓄米は開店から40分ほどで売り切れました。
「コスモス薬品」は今後も精米できしだい、追加で店頭に並べるということです。

テレビ新広島
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