7月9日から始まる佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり、13日、防衛省は建設中の駐屯地が立地する南川副校区の自治会長にこれまでの経緯などを説明しました。地元の自治会長からはオスプレイの騒音について意見が相次ぎました。

説明のため佐賀市の南川副公民館を訪れたのは、九州防衛局の職員など5人です。
非公開で行われた説明会には自治会長31人が参加し、オスプレイ配備をめぐるこれまでの経緯や訓練の予定などについて説明があったということです。
今回の説明の場は、自治会側からの要望で実現していて、これまでの行政の対応について自治会長は…

【南川副校区自治会長会 杠好秋会長】
「県も市もあんまり動きがない中で地元の人はやっぱり不安がってたんですよね、地域の住民っていうのが本当は物言わぬ我々、大半が静かに暮らしているこの我々なんですよね、もう少し目線をこっちに持ってきてもらえると」

また、自治会長側からは主に騒音に対する心配の声があがったということです。

【南川副校区自治会長会 杠好秋会長】
「訓練はどこでされても帰ってくるのはこの南川副に帰ってくるんですよね、大体みんなこの静かなとこで暮らしてるんで音っていうのに非常に敏感」

【九州防衛局 小川清美企画部次長】
「ご意見についてはしっかりと受け止めさせていただきたいと思っております、引き続き様々な形で情報提供をさせていただきたい」

防衛省はこのあと午後7時頃から大詫間校区でも同様の説明の場を開く予定で、これで新駐屯地周辺の校区の自治会長への説明を終えることになります。

サガテレビ
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