日本を訪れた外国人旅行者数が過去最多を更新するなど急増するインバウンド。
こうした中、大型ディスカウントストア「ドン・キホーテ」が、初のインバウンド特化型店舗を13日にオープンしました。

場所は外国人観光客が多く訪れる東京・新宿駅から歩いて1分ほどのところ。
インバウンド特化型店舗とは、これまでと何が違うのでしょうか。

日本の文化「祭り」をコンセプトにした店内には至る所にちょうちんが並ぶほか、おみこしなども飾られています。

また、ドン・キホーテの特徴ともいえる手書きポップにも違いが。

英語が全面に出たポップや様々な言語で書かれた商品説明のポップなど、従来の店舗ではあまり見かけません。

お祭りの屋台のようなデザインの免税レジでは、外国人スタッフの姿も。
様々な言語に対応できるスタッフを増やしているといいます。

4フロアある売り場に所狭しと並ぶ商品の約7割が外国人観光客に人気のもの。
皆さん、一体何を買ったのでしょうか。

イギリスから来たカップルは「新しい帽子を買ったわ」と話しました。さらに他にも「顔用のクリーム。米のフェイスマスクと一緒に使ってみたくて」といいます。

このフェイスマスクは外国人観光客に人気商品のうちの1つで、アメリカから来た2人も購入し「カリフォルニアでは見たことないから新しいものに挑戦したくて」と話していました。

オーストラリアから来た女性は3万円超えの爆買いです。
女性は「食べ物とか文房具とか、おもちゃ。ほとんど子どものおもちゃね。抹茶・バニラ・塩キャラメル、この味は私の国では買えないの。完璧、全てのものが手に入るわ」と話しました。

2025年4月の免税品売り上げが過去最高を記録したドン・キホーテ。
6月25日には沖縄県にもインバウンド特化型店舗をオープン予定です。