阪神・淡路大震災の被災者の支援を続けてきた安田秋成さんが亡くなりました。
99歳でした。
安田秋成さんは、1995年の阪神・淡路大震災で神戸市にあった自宅が全壊し、避難所で生活した後、仮設住宅に入居しました。
仮設住宅では自治会長としてコミュニティづくりを進め、厳しい暮らしを支えました。
また、被災者でつくる団体の代表を務め震災の追悼行事を続けるとともに、行政に被災者の支援を訴えてきました。
復興住宅に移り住んでからも、高齢の被災者にお米を配るなどして、暮らしを見守りました。
数年前からは闘病生活を続けていましたが、6月12日に老衰のため亡くなりました。