合成麻薬MDMAを靴底に隠してドイツから密輸した疑いでベトナム国籍の男女3人が逮捕されました。
麻薬取締法違反(営利目的共同輸入)の疑いで逮捕されたのは、大阪市浪速区の会社員レー・ホアン・ザ・フォン容疑者(26)ら、いずれもベトナム国籍の20代の男女3人です。
3人はことし3月、合成麻薬MDMAおよそ3000錠(末端価格約1800万円相当)をドイツから密輸した疑いが持たれています。
警察などによると、税関の職員が3足の靴の底の部分にMDMAが隠されているのを発見し、送り先の住所から3人の関与が明らかになりました。
また、フォン容疑者は、4月にもMDMAおよそ2000錠(末端価格およそ1200万円相当)を密輸した疑いが持たれています。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、3人はすでに起訴されているということです。