カメラに気付くとパッと顔を背け、そそくさと車両に乗り込む男。
10日に逮捕された風俗店従業員の鈴木博文容疑者(42)です。

2024年8月から10月にかけて他人名義のクレジットカードを使い、ネットでゲームやiPadなど合計130万円相当の商品を不正に購入した疑いなどが持たれています。

他人のクレジットカードで買い物三昧だったという鈴木容疑者。
しかし、届け先は自宅ではなく近くにあるアパートの空き部屋に指定し、宅配ボックスを勝手に設置。

そこに置き配された商品をこっそりと回収し、買い取り店で転売することで利益を得ていたということです。

では、どうやって他人のクレジットカード情報を入手したのでしょうか。

鈴木容疑者はSNSで「クレカ情報を売ります」という投稿を見つけると、秘匿性の高いアプリでやり取りし、5000円から6000円で購入していたということです。

少なくとも20件以上の他人名義のクレジットカードを使い、不正購入した総額は600万円以上に上るとみられ、取り調べに対し「借金の返済と生活費にあてるためにやった。警察に見つからないようにするため(置き配させた)」と容疑を認めています。