熊本市東区の自宅で妻に暴行を加え死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている男の裁判員裁判で、証人尋問が行われました。

この裁判はおととし11月、熊本市東区小山に住む会社員、福永輝樹被告が自宅で妻の沙矢香さんに何らかの暴行を加えて背中や脚に打撲などを負わせ、出血性ショックにより死亡させたとして傷害致死の罪に問われているものです。

11日の初公判で、福永被告は起訴内容を否認し、無罪を主張していました。

12日は、警察官や娘2人への証人尋問が行われ、長女は「父が母に暴力をふるっているところは見たことがない。母は事件前から、床に頭を打ち付けるなどの自傷行為が激しくなっていた」と証言。

次女も「母の自傷行為を見た」とした一方で、「父が木の棒で母を殴っているのを見たことがある」などと述べました。

次回の裁判は今月16日で、判決は24日に言い渡される予定です。

テレビ熊本
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