イスラエルがイランの核関連を空爆。
イランもイスラエルに向けて、ドローンを発射したとみられます。

イスラエル軍は13日、戦闘機200以上がイラン各地にある核関連施設を含む100以上の軍事目標を空爆したと発表しました。

イランメディアは、攻撃によりイラン革命防衛隊のサラミ司令官や幹部が死亡したほか、民間人5人が死亡、20人が負傷したと報じました。

ネタニヤフ首相:
イランの核兵器プログラムの核心を攻撃した。ナタンズの主要な濃縮施設を標的にした。

イスラエルのネタニヤフ首相は、イランが核兵器の開発に近づいているとして、西部ナタンズにある核濃縮施設や核開発の科学者、弾道ミサイルの製造工場などを標的にしたと明らかにし、脅威を取り除くため、攻撃は何日も続くと強調しました。

これに対し、イランは報復攻撃を始めたとみられ、イスラエル軍は過去数時間で100機以上のドローンがイランからイスラエルに向けて発射されたとして、撃墜する準備を進めていると明らかにしました。

イランの最高指導者ハメネイ師は、イスラエルは「厳しい罰を受けることになる」と報復を宣言していて緊張が高まっています。

一方、外務省によると、イラン国内には日本人が約380人在留していて、林官房長官は「現在、さらなる事実関係を確認中だが、政府として在留邦人の保護に万全を期す」と述べました。

そのうえで林長官は、事態のさらなる悪化を防ぐため、「引き続き必要なあらゆる外交努力を行っていく」と強調しました。

フジテレビ
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国際取材部
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