長野県教育委員会は6月12日、児童に体罰をしたとして、中信地区の36歳の女性教諭に対して減給10分の1、1カ月の処分を行ったと発表しました。
県教委によりますと、中信地区の小学校に勤務する36歳の女性教諭は、授業中に騒ぐなどした児童にその都度口頭により指導していましたが、他の児童の学習活動の妨げになることを心配し、2024年7月ごろから2025年3月上旬までのいずれかの日に、授業中の教室などで右手の指の部分で頭や頬を叩く体罰を児童5人に対して複数回行ったということです。さらに、2学期の終わりから3学期にかけてのいずれかの日に、授業中の教室などほかの児童がいる前で「くず」「死ね」「消えろ」といった人格を否定する言葉を児童6人に向けて複数回発したということです。
県教委は教育公務員としてあってはならない行為であるなどとして、この女性教諭に対し、減給10分の1、1カ月の処分を行ったということです。