フランスのマクロン大統領が、15歳未満の子どものSNS利用禁止を検討していることが分かりました。
マクロン氏は10日、自身のSNS「X」で「SNSには年齢確認機能がある。15歳未満の使用禁止を実行しよう」と訴えました。
さらに、フランスの国営テレビに出演し、EU(ヨーロッパ連合)レベルでの規制も視野に入れていると述べました。
フランス東部の中学校で10日、14歳の生徒が学校関係者を刃物で殺害する事件が発生していたことを受けての措置で、マクロン氏が対応を急いだものとみられます。
SNSの年齢制限を法律で定める動きは世界的にも広がりつつあり、オーストラリアでは2024年、16歳未満のSNS使用を禁じる法案が可決され、世界初の事例として注目されています。