「流氷の天使」クリオネのような小さな生き物が天草の海で大量に見つかり話題となっています。

その様子を天草市のダイバーが水中撮影しました。

ひらひらと海の中を泳ぐ小さな生き物。

まるで「流氷の天使」クリオネのような泳ぎ方をしています。

こちらは、天草の海で大量に見つかったクリイロカメガイ。

撮影したのは、『牛深ダイビングスクールブルーアース21熊本』のインストラクター水洗 壽男さんです。

【水洗 壽男さん】
「ボートを係留した時に、チラチラ現れたんですね。〈イカとかタコとかの幼魚かな〉みたいな、その程度だったんですけど時間がたつと、ズワーッと多くの姿が現れた。ビックリしました」

クリイロカメガイは巻き貝の仲間で、殻の大きさは数ミリから1センチほど。

5月、水洗さんが大量発生した様子を撮影しました。

【海中水族館シードーナツ 山中 大葵 飼育員】
「生き物自体としては、とっても珍しい生き物ではなく毎年、少しだけ見られる生き物です」

大量発生の原因は、特定できていませんが、今回のように多く見つかったのは珍しいということです。

テレビ熊本
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