インターネットで雑貨などを販売する愛媛県今治市の業者が、破産開始の決定を裁判所から受けたことが11日に分かりました。負債総額は約2800万円と見られています。
破産開始の決定を受けたのは、今治市天保山町のインターネット販売業「ヒロセ」です。
東京商工リサーチ今治支店によりますと、「ヒロセ」は1995年5月に寝具店として創業したものの、百貨店や他社との競合が激しく2000年8月にインターネット販売へ移行。今治タオルやキッチン用品、食器、出産祝い、玩具など様々な商品を販売し、2016年1月期の売上げはピークの4億7500万円に達しました。
しかし、このあとネット通販業者との競合が激しくなり売上げは次第に減少。2024年1月期の売上げは1億3420万円程に落ち込んで赤字が発生し、需要の回復が見込めなくなったと見られています。このため松山地裁今治支部から破産開始の決定を6月3日に受けました。
負債総額は約2800万円と見られています。
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