電柱の上で感電した作業員の救助を想定した訓練が、宮城県気仙沼市で行われました。

この訓練は東北電力ネットワークと気仙沼消防署が合同で行ったもので、作業員が高さ6.5メートルの電柱の上で感電し、意識不明になったとの想定で行われました。訓練の中で、職員や隊員は電流が遮断されているかや、周囲に危険がないかを確認し、救助までの手順を確認しました。

気仙沼消防署 鈴木光一特別救助隊員
「実際に災害があった際には、意思の疎通を取りやすいよう訓練を現場活動につなげたい」

東北電力ネットワーク気仙沼電力センター 石川崇配電課副長
「作業員には常に安全を最優先に、作業に当たってほしい」

東北電力ネットワークによりますと、昨年度、高所での作業中に作業員がけがをした事例は発生していないということです。

仙台放送
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