深夜の京都市で無人の車内に現れたのは、作業中のゴミ収集車からドライバーが離れた隙に荷物を盗み出す泥棒。
犯行の一部始終が目撃されました。

5月22日午前0時半ごろ、自転車に乗って車に近づく1人の人物。
顔を隠すかのように、パーカーのフードをかぶり、マスクをした怪しい風貌。

ゴミ収集車のそばに自転車を止めると、勝手に助手席のドアを開け、置いてあった荷物をガサゴソと物色。
そして素早く手に取ったのはドライバーの私物のカバン。
泥棒はカバンを小脇に抱え、すぐに自転車で走り去って行きました。

カバンが盗まれる瞬間、ドライバーは「僕はゴミ回収をしてた。全然気付かないんですよ、作業してるから」と話し、車のすぐ側にいたものの、大きなエンジン音の中で作業中だったため全く気がつかなかったといいます。

ドライバーは「(ゴミの回収中は)エンジンを止められないから、それを狙ってると思う。計画的な感じはする」と話します。

ドライバーは警察に被害届を提出。
警察が捜査を進めています。