山陰両県で2024年の1年間に制作された、優れたテレビCMや新聞広告などに贈られる山陰広告賞の表彰式が、島根県松江市で行われました。

山陰広告賞は、山陰の広告文化・技術の向上を目的に創設され、過去1年間に制作された優れたCMや広告に贈られています。
今回はテレビ、ラジオなど12部門に過去最多の213点の応募があり、優秀作品31点が選ばれました。
このうち最高賞のグランプリには、大田市の義肢装具メーカー「中村ブレイス」の創業50周年企画が選ばれ、広告主や制作担当者に賞状と記念品が手渡されました。

グランプリ受賞者 中村ブレイス・中村宣郎社長:
先代である現会長の中村俊郎が50年前、ひとりで創業した仕事。その後の活動を皆様方に、この様に評価していただいた事、感謝に堪えません。ありがとうございます。

グランプリを受賞したのは、義肢装具メーカーの複合広告で「支える。」をテーマに創業から50年に渡って障害のある人や地域を支えつづけた会社を『やさしく支える広告』だと評価されました。

山陰広告賞・日下慶太審査委員長:
一見普通なんだけど(制作者が)あがいているような爪痕が見えて質も上がっているし、点数も上がっているから素晴らしい。

山陰広告協会には、鳥取・島根の広告業に携わる80社あまりが加盟、今後も広告を通じた地域振興に貢献していきたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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