6月10日は時の記念日です。
宮崎県日南市では、子どもたちに時間を大切にする気持ちを持ってもらおうと鐘つき体験が行われました。
鐘つき体験をしたのは、飫肥小学校の6年生48人です。
児童たちは「飫肥城の鐘を撞く会」の大塚昇会長から西暦671年に水時計を使って時を知らせた日が記念日となったことや鐘のつき方などの説明を受けました。
このあと小学校の敷地内にある鐘つき堂に移動、4人1組になって撞木を引っぱり力強く鐘をついていきました。
この鐘つき堂は50年ほど前に設置されたもので、「鐘を撞く会」のメンバーが毎朝6時に鐘をついています。
(女子児童)
「初めて鐘をついたので、結構大きな音が鳴ってびっくりしました」
(男子児童)
「今ある時間をしっかり楽しめるように大切な時間を使っていきたいなと思いました」
児童たちは、飫肥の城下町に響く鐘の音を聞きながら時間の大切さを感じていました。