去年10月、宮崎県宮崎市で知り合いの男性を殺害したとして、嘱託殺人などの罪に問われている男の裁判です。

初公判で男は起訴内容を認めました。

起訴されているのは、宮崎市旭の無職・緒方幸夫被告68歳です。
起訴状などによりますと、緒方被告は去年10月、宮崎市の路上に駐車していた軽トラックの中で、知り合いの濱砂和男さん当時65歳の首を、本人から依頼を受けてカッターナイフで切りつけ殺害した嘱託殺人の罪に問われています。

また緒方被告は、覚醒剤取締法違反の罪にも問われていて、10日の初公判で、緒方被告は2つの罪について「間違いありません」と起訴内容を認めました。

緒方被告と被害者の男性は同居しており、犯行前日に口論に発展。
冒頭陳述で、検察は「自殺する」と言い出した男性が、緒方被告が購入したカッターナイフで首を刺して自殺を図った際に「早くとどめを刺してください」などと頼んだため、犯行に及んだと指摘しました。

テレビ宮崎
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