富山県議会6月定例会が開会し、新田知事は能登半島地震で被災した中小企業への支援などを柱とした補正予算案を提出しました。
*新田知事
「被災した中小企業に対し、震災対策特別融資の取扱期間を延長し、資金繰りを支援してまいります」
新田知事はこのように述べ、一般会計で総額33億9300万円余りの補正予算案を提出しました。
予算案には能登半島地震で被災した中小企業の施設や設備の復旧を支援する「なりわい再建支援事業」に18億2000万円。
国の高校授業料の無償化に伴い、新たに対象となる年収910万円以上の世帯を支援する費用として、6億5200万円などが盛り込まれています。
6月定例会は今月26日まで開かれ、論戦が交わされます。