アイリスオーヤマは随意契約で購入した備蓄米の販路を拡大するため、6月10日、東北新幹線を使って、備蓄米を東京駅まで輸送しました。

JR仙台駅の新幹線ホームに集められた「コメ」。アイリスオーヤマが随意契約で購入した2022年産の「政府備蓄米」です。

記者リポート
「宮城県内で精米された備蓄米が東京での販売に向け、新幹線に積み込まれます」

この取り組みは、アイリスオーヤマとJR東日本が連携して企画したもので、10日は東北新幹線を使って備蓄米を輸送しました。

アイリスオーヤマでは、随意契約により1万トンの備蓄米を購入しましたが、自社で運営する店舗以外での販売は、今回が初めてだということです。

アイリスプラザ営業本部 川浪祐嗣マネージャー
「アイリスプラザが備蓄米を届けるようになってからも、まだまだ待っているお客さまが多いので、1人でも多くの人に届けることができると考えている」

輸送された備蓄米は、東京駅と上野駅の特設売り場で、5キロ税込み2160円で計200袋が販売されますが、事前受付の段階ですでに完売したということです。

仙台放送
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