広島県内企業や地域の課題を、AI技術で解決することを目指す「ひろしまAIサンドボックス」で採択された20のプロジェクトが発表されました。

県が主催する「ひろしまAIサンドボックス」は県内企業と全国のAI開発者をマッチングし、地域課題を解決するアイデアを募るプロジェクトです。

採択されたプロジェクトには開発費用の半額が補助されます。
今回、250件を超える提案の中から20のプロジェクトが採択されました。

9日、東京都内で開かれた記者会見では採択されたプロジェクトの担当者が自社のAI技術の強みや開発への意気込みを語りました。

採択された取り組みは公共交通機関利用者の声をAIが学習し、満足度向上をめざすものや、バスケットボール選手のアバターによるファンサービスなど幅広い分野にわたります。

会場には湯崎知事も登壇し、採択者へエールを送りました。

【広島県・湯崎英彦 知事】
「社会の基盤そのものを大きく変えていく力があるのではないかと思っています」

採択されたプロジェクトの成果は、来年2月に発表される予定です。

テレビ新広島
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