今月6日の夕方、広島県府中町みくまりの自然歩道で成獣とみられるクマが目撃されました。
町はこの歩道を当面の間、封鎖して警戒にあたっています。


【高橋記者】
「住宅のすぐ近くにあるこの道でクマが発見されました。現在、道は封鎖されています」

府中町によりますと、今月6日の午後6時半ごろ、府中町みくまりの「中国自然歩道」で、近くに住む男性がイヌを散歩していたところ、目の前にクマがいたということです。男性はクマを撮影して逃げ、9日に町へ連絡しました。

クマの大きさは2メートル弱で、成獣のツキノワグマとみられています。


【付近の住民】
「広島市内にも15分で行ける所なのに、こんな所にクマが出るとは思わない。怖いあまり出歩けない」

町は、自然歩道を9日から当面の間、封鎖して歩道に近寄らないように呼びかけるとともに、付近の見回りを行うなど警戒に当たっています。

テレビ新広島
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