バスケットボールBリーグレバンガ北海道は6月9日札幌市内でパリオリンピック日本代表の富永啓生選手(24)の入団会見を行いました。
レバンガへの入団を決めた理由の1つに、今季から指揮をとることが決まったトーステン・ロイブル新HCの存在をあげ「U16、U18、3×3日本代表のときに指揮をしてもらった恩師。お互いが信頼関係を持てているコーチの中でプレーできるというのも1つのきっかけになった」ロイブルHCから大きな影響を受けたといい「アメリカの大学に行ったきっかけの1つでもあるのがロイブルHC。アメリカ留学の後押しをしてくれた。自分の強さを引き出してくれた一人でもある。そういったコーチの下でまたプレーができるのはすごく楽しみ」と北海道入団の決め手を明かしました。
富永選手は、NBA入りを目指し大学からアメリカに留学。昨シーズンはNBAの下部リーグGリーグでプレー。NBA選手になるという夢は今も変わらない。「自分のバスケットキャリアの一番の最終目標はNBA選手になること。どの道を選ぶのが一番自分にとっていいのかを考えた結果、Bリーグはすごく盛り上がってきているし、レベルも上がってきているという中で、そういうところで活躍することでキャリアのレベルアップにつながるのかなと思う。レバンガ北海道自体も上に上がってきているチーム、自分はバスケットキャリアの中でずっとアンダードッグのポジションにいることが多かった。レバンガに加入してCSであったり日本一をとっていけるようになれば個人としてもチームとしても評価は上がってくると思う」
世界最高峰を目指す富永選手をレバンガも全力で後押し。同席した桜井良太GMは「目標であるNBAにたどり着くためにレバンガ北海道で大活躍をしてもらいたいですし、そのために必要なスキルアップをしてもらいたい」と北海道での飛躍に期待を寄せました。
北海道に来たのは2回目もすでに気に入っている様子
入団会見の前日に北海道入りをしたという富永選手は「今日も昨日も気温が丁度いい、今回北海道に来るのは2回目なんですけどすごく過ごしやすそうだなと感じている」とすでに北海道を気に入っている様子。「北海道は栄えている部分もあり、プラス自然もあって両方が楽しめるいい街。食べ物も本当にどこの場所よりも一番いいと思っているのでそこはすごく楽しみにしている」北海道の食への関心を示した富永選手はきのう好物の寿司を食べたといい「やっぱりすごく新鮮で本当にここのお寿司を食べたらほかのところで食べられなくなるくらい美味しかった!」と笑顔を見せました。
【富永啓生選手 プロフィール】
背番号:30 ポジション:シューティングガード
愛知県出身 2001年2月1日生まれ
愛知県・桜丘高―ネブラスカ大―NBA Gリーグ ユナイテッドーインディアナ・マッドアンツ(NBA Gリーグ)