リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華さんによるバトミントン教室が7日、秋田県美郷町で開かれました。指導を受けた中学生たちはトップアスリートの技を体感し、自分のプレーに生かそうと熱心に練習に取り組んでいました。
この教室は、バドミントンの魅力を伝えようと美郷町が開いたもので、7日は美郷中学校のバドミントン部50人が参加しました。
講師を務めたのは、リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華さんです。
生徒たちははじめに、高橋さんから基本的な動きやスマッシュなどを学びました。
高橋礼華さん:
「スマッシュはカットと一緒で浮かなければ良い。浮いてしまう子が多い。まずは下に下げる」
生徒たちは、高橋さんから教わったことをすぐに実践していました。試合形式の練習では高橋さんと対決する場面もありました。
生徒は「世界で活躍している選手は動きから違った。フットワークがとても速くてとても参考になった」「高橋さんは下半身の使い方がうまくて、ネット前でも精度がすごかった。私も頑張ろうと思った」と話していました。
高橋礼華さん:
「結果や勝ち負けはもちろんあるが、今やっているスポーツ、バドミントンを楽しんでやってほしい」
中学生たちは、世界で活躍したトップアスリートの迫力のある技に目を輝かせていました。
(※高橋礼華さんの「高」は「はしご高」)