フランスの自動車大手ルノーが、ウクライナでドローンの生産を始めるということです。
地元メディアによりますと、ルノーとフランスの軍事企業が共同で、ロシアとの前線から数十キロから数百キロ離れたウクライナの地点にドローンを生産する拠点を建設するということです。
これに関連してフランスのルコルニュ国防相は6日、「ドローンはウクライナ向けだけではなくフランス軍にも提供され、弾薬を搭載した攻撃や画像の処理など前線から価値のある情報が収集される」と明らかにしていました。
ルノーの担当者は9日、FNNの取材に対して「国防省から連絡を受けた」ことを認める一方で、「プロジェクトに関する詳細な情報を待っている。現時点では何も決定していない」とコメントしています。
(※画像はルノー社・パリ近郊)