防衛省は9日、日本海でロシア海軍の情報収集艦が島根県の隠岐諸島などの接続水域内を航行したと発表した。
防衛省によると、4日午前6時頃、隠岐諸島の北西約40kmの海域を北東に進むロシア海軍の情報収集艦1隻を確認。
情報収集艦は、その後、隠岐諸島の北東で接続水域内を航行した。
さらに、6日に新潟県の佐渡島の北、8日には北海道の礼文島の西で、それぞれ接続水域内を航行。
情報収集艦は、宗谷海峡を東に進み、オホーツク海へと入った。
海上自衛隊の艦艇が警戒監視・情報収集を行い、領海侵入はなかった。