日本相撲協会は、力士会の積立金約2000万円を着服していた行司を懲戒解雇処分としたことを発表しました。
芝田山部屋所属の行司であった木村銀治郎は、2019年からの約7年間で力士会が社会貢献などのために積み立てていた現金2000万円以上を着服していたことが明らかになりました。
銀治郎は力士会の書記として現金の管理を担っていて、競艇の舟券購入などに全額費やしていたことを認め、2日に行われた理事会で懲戒解雇処分が決まりました。
協会は今後、金銭の管理体制を一新し、力士界全体で不正な資金流出がないよう監視するとしています。