佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備まであと1カ月です。駐屯地の工事も着々と進む中、先日、サガテレビの記者が実際に配備されるオスプレイに体験搭乗しました。
千葉県にある陸上自衛隊・木更津駐屯地。
現在17機のオスプレイが暫定配備されています。
1カ月後の7月9日からは佐賀空港西側の駐屯地に順次移駐し、8月中旬までに17機すべての配備が完了する予定です。
6月2日、報道陣向けにオスプレイの搭乗体験会が開かれました。
【リポーター・桑鶴】
「これからオスプレイに乗り込みます。間近だとかなり大きな音がしていてしゃべっている声がまったく聞こえません」
座席は左右に約10席ずつ。
機体をできるだけ軽くするため、配線などはむき出しになっています。
【リポーター・桑鶴】
「後方が傾き少しずつ上昇しています。かなり振動を感じます」
記者やカメラマンなど約20人が乗った機体は、まず「回転翼モード」でヘリコプターのように垂直に離陸。高度約300メートルまで上昇します。
その後、「固定翼モード」に切り替わり、飛行機のように水平に飛行します。
≪後編へ続く≫