核兵器廃絶と平和な世界の実現を世界に訴える、今年の高校生平和大使が決まり、広島から選ばれた3人が平和への思いを語りました。
高校生平和大使の広島県代表に選ばれたのは広島市立基町高校の中嶋胡桃さん、福山暁の星女子高校の永戸あみさん、ノートルダム清心高校の下田梨央さんの3人です。
このうち中嶋さんは被爆4世です。
3人はそれぞれ、平和への思いを語りました。
【広島市立基町高校3年・中嶋胡桃 さん】
「広島で生まれ育った私だからこそできることを考え、行動していきたいと思っています」
【福山暁の星高校1年・永戸あみ さん】
「関心を向けず、行動を起こさなければ戦争が起こってしまいます」
【ノートルダム清心高校2年・下田梨央さん】
「活動を通して、私も未来を変える力になりたい。私は微力だけど無力じゃないと強く思っています」
今回で28代目となる高校生平和大使には全国で24人が選ばれました。
8月には、核兵器廃絶を訴える署名をスイスのジュネーブにある国連欧州本部に届けるなど、様々な活動を行う予定です。