山口県和木町にある三井化学岩国大竹工場の解体中のプラントで9日午後1時過ぎ火災が発生しました。けが人などはいないということです。

火災が発生したのは山口県和木町にある三井化学岩国大竹工場で、9日午後1時10分ごろ「火が出ている」と工場から消防に連絡がありました。
三井化学の自衛消防と岩国消防が出動して消火活動にあたり火は、発生から30分ほどで収まったということです。

火元となったのは2年前に使用をやめたテレフタル酸のプラントで、解体作業中に何らかの原因で引火し火事になったと見られています。
出火当時、解体作業には30人程が作業に当たっていましたが、けが人はなく、また、近隣住民への影響もなかったということです。

消防や三井化学は、出火原因について今後、詳しく調べることにしています。

なお、三井化学岩国大竹工場では2012年にも18人の死傷者を出す爆発炎上事故が発生しています。

テレビ新広島
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