富山県滑川市の産業機械メーカー、スギノマシンが地元で発電した再生可能エネルギーの電力を活用する北陸電力の事業所向けメニュー、「はやつき水の恵みでんき」の利用を始めました。
9日は利用開始に合わせて証明書交付式が行われ、スギノマシンの杉野岳 副社長に北陸電力新川支店の川本吉伸支店長から証明書が手渡されました。
「はやつき水の恵みでんき」は早月発電所などの再エネ発電所で生まれたクリーンなエネルギーを地元、滑川市の事業所などに供給する、環境面で価値が高いエネルギーの「地産地消」の取り組みです。
スギノマシンはこの電気を本社を含む市内の2箇所の事業所で利用し、年間のCO2排出を555トン、現在の排出量の15%相当を削減できる見込みだということです。
「はやつき水の恵みでんき」はすでに滑川市内の公共施設で活用が始まっていますが、民間ではスギノマシンが初めてだということです。