1人の女性が生涯に産む子供の数の指標となる合計特殊出生率は去年、仙台市で「1.00」となり、4年連続で過去最低を更新しました。
仙台市は厚生労働省の「人口動態統計」をもとに、独自で「合計特殊出生率」を算出していて、去年は前の年より0.05ポイント減って1.00となりました。全国平均の1.15よりも0.15ポイント低く、4年連続で過去最低を更新しました。
この結果を受けて、仙台市は「出生率が年々低下している現状を厳しく捉えている。引き続き、対策を検討し実施していく」とコメントしています。
一方、県の合計特殊出生率も「1・00」で、東京都の「0.96」に次いで、全国で2番目に低くなりました。