被爆80年の原爆の日を前に、広島市などは、9日、原爆慰霊碑の多言語説明板を新しくしました。

原爆慰霊碑前にある8つの言語に対応した説明板は、広島市と広島西ロータリークラブが海外の人にも平和の願いを感じてほしいと2008年から設置しています。前回、取り替えたのは2019年で、現在は、経年劣化で白くくすんでいました。

9日は、雨の中、関係者が、アクリル製の板から黒を基調としたステンレス製のものに取り替えました。
新しい説明板には、耐久性を上げる酸化被膜加工が施されていて水の中でも劣化しにくくなるということです。

【広島西ロータリークラブ・前橋寛会長】
「感無量です。(慰霊碑に)来られた方々が自分の国の言葉で、広島が訴える平和の気持ちというものを理解していただきたい」

テレビ新広島
テレビ新広島

広島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。