熱戦が続く県高校総体、香川県の水泳競技では2028年のロサンゼルスオリンピック出場に期待がかかる1年生が圧巻の泳ぎを見せました。
6月8日までの2日間、高松市で行われた香川県高校総体の水泳競技。背泳ぎで多くの日本中学記録を打ち出してきた高松工芸1年の平田統也の泳ぎに注目が集まります。リレー種目では個人の記録にもなる、第1泳者を任されました。
レース前、「記録を狙いに行く」と語った通り前半から飛ばす平田。自己ベストの泳ぎよりも早いペースで50メートルを折り返します。
「いっけ、いけいけ平田!」
平田は後半も圧巻の泳ぎを見せ、県高校記録を更新する56秒30のタイムで第2泳者へ。続くメンバーも平田が作った勢いそのままに後続を引き離し、高松工芸がメドレーリレーでは大会新記録で優勝しました。
(高松工芸1年 平田統也選手)
「全部大きな泳ぎで泳げたのでそれが良かった。中学校とは違う感じで応援とかがあってとても気合が入った。目標はオリンピックでメダルを取ること」
200メートル背泳ぎでも大会記録を更新し、出場した全ての種目で優勝した平田。夏のインターハイには出場せずに、同じ時期の8月に行われる世界ジュニア選手権でメダルを目指します。